パーツ同士の継ぎ目ができない無縫製ニットセーターは、一着丸ごと編んでいます

ニットセーターのパーツ、袖や胴などをつける時には縫い代が必要です。その縫い代の継ぎ目ができないように一着丸ごと編み上げたニット製品をホールガーメントⓇといいます
この編み方を生み出したのは、和歌山県に工場がある島精機製作所。以前ニュースでも紹介されていましたが、一着丸ごと編むなんてすごい技術なんですよ!
この編み方により縫い代のゴロツキがなくニットの伸縮性がよくなり、着用した時のフィット感やソフトな仕上がりを実現するんです!
ホールガーメントⓇは、ファッション業界でも有名で世界的ブランド、グッチ、プラダ、ベネトンなどのニット製品を作り注目されたんですよ
そんなホールガーメントⓇが、身近なセーターとしてベルメゾン デイズから販売されました
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ホールガーメントⓇタートルネックニットプルオーバー
こちらが縫い代の継ぎ目がないホールガーメントⓇタートルネックニットプルオーバーです。パッと見た感じは、普通ののセーターに見えますが
肩の編み目を見てください。継ぎ目が編んであるのがわかりますよね。縫い目がないので方のラインにフィットしてやさしいラインを見せています
ちょっと失礼して脇の部分を裏返しさせていただきました。タグが付いていますが、縫い目がなく筒状に編んであるのがおわかりでしょうか
アームホールもこの通り継ぎ目がありません。冬は、重ね着が多いので縫い目のゴロツキがないことでアームホールのもたつきがなくなります
後は、こんな感じです。タートルネックの継ぎ目も編み上げてあるのでゴワゴワせずにスッキリ!見た目も肌触りもソフトなセーターです
ホールガーメント(R)タートルネックニットプルオーバー【日本製】(BELLE MAISON DAYS)
ホールガーメント(R)モックネックニットプルオーバー
こちらは、今年、注目されているリブ編みのセーター。首周りは、シンプルで控えめモックネックになっているのも今年のトレンドです
ラグランスリーブの編み上がりです。この部分のもたつきは、見た目にも目立ちます。このホールガーメントⓇで仕上げることでカラダにフィットさせ、ラグランスリーブ=ダボタボ感をなくしました
アームホールと脇の編み上げ部分もスッキリとしています。ラグランスリーブだとデザイン的に脇下がもたつくというイメージがありますが、これならコートを着ても中で袖周りがもたつくこともありません^^
ホールガーメント(R)モックネックニットプルオーバー【日本製】(BELLE MAISON DAYS)
シンプルだけどこだわりがあるセーターは、着心地のよさと特別感があります。有名ブランドがこだわるところは、こういうところなんですよね。だから、みんなほしくなってしまうんです
また、敏感肌で素肌に縫い目があたって皮膚が赤くなりヒリヒリするなんて方にもおすすめします
欧州のファッション業界も注目するホールガーメントⓇセーターをフェミニンに着こなす!おしゃれですよね〜
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